こんばんは。昨日行われた富士チャレンジ200の体験レポです。
F-1で問題になった富士スピードウェイの入り口は少ないらしく、ゲートが少ない為に混乱を招いたとお
聞きします。その上10万人が来るとなると。。。地獄絵図。。。
当日は西ゲートから入るそうです。
大会種目は主に以下の4つでしょうか。他にもキッズ種目があります。
今回は、3項目目の7時間を3人のチームで競います。(俺、○田さん、佐○さん)
単純に1人2時間20分走る事となります。何分単位で交代していくか決めてなかったのですが、数回にわた
って走ることになりそうです。
峠主体の僕としては一定の速度でグイグイ距離を稼ぐのはホノルルよりも本気を出さなければなりませ
ん。いかに集団走行できるかにかかります。TOP集団は40キロ走行。私以外のお二人は、似たような大会
で”もてぎエンデューロ”に出ております。そこでの平均速度は33km/hと速いです。集団に付くと凄い楽
なので必ず付く事が鉄則だそうです。
大会費用は1人11,000と高め。これはやはりレース場を借りるからでしょうか。
■種目別
1. ソロ200km (ソロ種目)
制限時間7時間で200km走行を目指す。第4回大会の完走率は67.2%。1000名
2. ソロ100km (ソロ種目)
制限時間7時間で100km走行を目指す。まずは100kmで腕試し。500名
3. 7時間エンデューロ (2~6名)
2~6人でチームを組み、7時間での周回数を競う。200組
4. 4時間エンデューロ (2~6名)
2~6人でチームを組み、4時間での周回数を競う。200組
■コース概要
コース全長:4,526m(ショートカットコース)
全幅:15~20m
コーナー数:16(左コーナー6、右コーナー10)
直線数:8(最長1,475m!)
勾配:最大下り10.05%、最大上り8.88%
前日、お昼に車で向かいに来てもらい、東名を使って途中SAで食事して御殿場ICでおります。そこから14
km程走って、富士スピードウェイ到着!前日なのでゲートは閉まっています。この時間になると台風が強
烈で風が物凄い状況です。
確かにサーキットに来る道が少ないように感じられます。東と西ゲートは一緒でもお互いの道路はつなが
っております。こりゃ混むな!10万人も来るなら(F-1の話でした)レース会場の下見をして、旅館へ向
かいます。
旅館名は”○ルヤマ”駐車場は見つかったが、肝心の旅館が見つからず、付近を捜します。グルグル回っ
ても見つからず。駐車場に戻ると”民宿 ○ルヤマ”発見!看板は”民宿”という字がデカク、”○ヤ
マ”の字が小さい。見つかんないわけだ。しかも台風で視界は最悪。何はともあれ着いて一息。15:30ぐ
らいに到着。見た目綺麗な旅館だ。入って中も綺麗だった。。。
しかし、女将に案内されると部屋までずっと歩く。渡り廊下を渡ると古ぼけた建物に様代わりする。旧館
らしい。入り口と一部の部屋だけ綺麗になってると思われる。
まぁ一泊7000円台の部屋はこんなもんだろうか。
部屋に入ると寒い。やはり富士の方に行くと気温が下がるのだろうか?荷物を置き、石油ストーブをつけ
て、コタツがあったのでコタツもONにし寒さを寛ぎます。
窓の外は風で”ガタ、バタ”と音がし台風の凄さを感じさせます。
TVを付けまったりする。チームの佐○さんが18:00ぐらいに到着。暫く自転車談義に花を咲かせる。19:00
過ぎに食堂に行くとすでに他の客が食事を摂っています。
我々も席に着き、とりあえず3人で明日の健闘を祈りビールを頂きます。
また、自転車談義を討論しながら食事をします。メニューはとてもヘルシーなメニューで僕にはコレステ
ロール的に物足りない食事でした。全部は食べられず、残したまま部屋に戻ります。明日の作戦会議を行
います。メインは何分交代で行くか?順番は?を話します。僕一人、エンデューロ未経験で1番手に行き
ます!普通経験者が最初に行くものですが、僕は待つって事が嫌いです。そう、イキナリ行きます。佐○
さんが二番手、○田さんが三番手の出走順です。時間は30分で考えてましたが、佐○さんの意見で45分交
代となりました。作戦会議を終え、各々お風呂へ。なかなかいい風呂でした。この旅館でよかったのはお
風呂だけだったか?ドライヤーが無く佐○さんにお借りしました。
体力温存の為、早めに就寝。。。21:30.。。何を隠そうこっから地獄は始まっていたのです。部屋の中
がシーンとなっています。隣室、他の部屋からドアの”バターン”音と笑い声、奇声が聞こえます。もち
ろん寝れません。後で聞くと他二人もまともに寝れてません。僕なんかは金縛りに遭いました。なかなか
寝れず布団の中で丸くなってると、何かが布団の中に入ってきます。足が触れた感覚があり僕の体に入っ
てきました。動けません。声も出ません。暫くすると体が動き、恐る恐る目を開けます。誰も居ません。
他の二人は寝てるようです。超ビビリました。霊感は全くありません。
とりあえず、布団の中に潜ります。こんな状況で寝れるわけがありません。
そんなこんなで起床時間の4:00になりました。すぐに顔を洗い支度をします。サイクルジャージに着替
え、寒いので上からフリースを着込みます。そして心拍センサーの今度はベルトを忘れました。
朝食は前日夜におにぎりを作ってもらいましたが3人とも食欲ありません。
荷物を車に運びます。ふと空を見ると星が綺麗です。
つづく