○田さんがスタートした６分後に自分がスタートだ。それまで１時間ぐらいあるので談笑する。天気もどんよりしており危雨が降りそうな危険な状況だ。トイレに行き出すもの出して軽くする。３０分前に○田さんと別れスタートを待つ。久しぶり緊張する。つか、クリートがしっかりビンディングに入るか不安だ。。それより、自分は選手のど真ん中でビンディング装着で迷惑をかけたくないのでスタート地点に移動する際に一番左にずれますた。いよいよ８：０６分の１分前になり、右足をビンディングに装着、サイコンの電源をＯＮ、"バーーーン"とピストルの音が響く。とともにサイコンのスタートボタンを押し、左足のクリートを二回目でキャッチする。ひとまず安心。徐々にスタートし最前列は、ダッシュで漕いでいる。温泉街はマイペースで進む。地元の人の声援がありがたい。暫くすると激坂登場！つか激坂前ですぐ歩いてる奴いるんですけども。。。ここも必死で上る。あきらめる連中がいるが、心が折れないように負けずに漕ぐ。。ある程度上ると斜度が若干落ち着くがまだきつい。とりあえず呼吸を"スーハースーハー"声に出しながら自分のリズムで上る。激坂がようやく終わり、美鈴湖に出ると下りが現れる。若干ペダルの入力を抑え惰性で下る。第一給水ポイントで水を受け取り口に流し込む。そのまま上る。しばらくすると6分前にスタートした○田さんをここで捕らえる。"かなり頑張りましたね""マイペースで上ってます"と私は先を急ぐ、この辺でゼリーを体に入れる。ボトルを飲んでケージに戻そうとした時にボトルが落下してしまった。どうしようそのまま無視しても良かったが、後ろから来る人たちに申し訳ないので自転車を降りてボトルを拾った。また、○田さんとすれ違う。"ボトル落として、足着いちゃったよ～""事故です。見なかったことにします"また、すぐに○田さんを追い抜きピッチを上げる10キロ来た所で急にお腹が空いてきた。。。まずい！！。。。。数キロ前にゼリー注入したのに。。。それ程、美ヶ原は過酷なのだ。ドリンク飲んでも腹は満たされない。もちろんペダルも廻らず、ペダルの入力パワーも減少している。抜いた○田さんにも抜かれる。数キロ付いていったが、見えなくなった。誰かの後ろに付こうとしたが付いていけずどうにも出来ない。第二給水ポイントで水を再度もらう。ツインボトルで望んだがもうドリンクも底を突きそうだったので必死だ。これはまさしくハンガーノックじゃねぇか。冷静に考えてペダルを
漕ぐ。俺は昨年このコースを走っている。どこまで頑張りどこで、どこで息抜けるか知っている。
もう少し頑張れば後数キロで平坦になり、多少のアップダウンでＧＯＡＬだ。武石峠を上りきり、ようやく平地で頑張って踏む。後ろから抜かれるが、自分の最大限で踏む速度は26km。。。下りで稼ぐしかないと思い。そこでノンブレーキでぶっこむ。コーナーもうまく抜けて最高のダウンヒルだ。最高速度64.7km。前の奴数人に追いつき、最後の坂を必死で上る。やっとＧＯＡＬが見えた。○田さんが待ってくれていた。"山岸さーん、トマトあそこにありますぅー"ヘロヘロの私はトマトにむしゃぶりつく。ここで雨が降ってきた。すぐに下山用バッグをバスまで取りに行き、下山用ジャージ類を着る（もちろんバッグの中にあるカロリーメイトを食べながら）すぐに○田さんと下山する。雨が強くなる。上ってくる奴もまだいるので左側通行でゆっくり下る。下りが長く、寒さで手がかじかむ上に握力が無くなっていく。数回にわたり休む。また、途中で山荘の中でストーブにあたり休憩。オーナーがお茶を出してくれた。身が温まる。暫くしてまた下る。やっとの思いで会場に着く。センサーを返し旅館に戻り温泉へ行く。
無事に完了して、旅館へ行き、温泉へ浸かる。気持ちいい。最高だ。温泉使った後はすぐに帰路に向かう。高速が混むからだ。昼は、諏訪湖ＳＡで食事をした。お土産もここで購入した。渋滞が凄く１４：００に松本を出て２１：００に白金到着。途中、仮眠を取り必死で家路に着き、デローザＩＤＯＬのメンテナンスを行い寝ました。
【サイコンデータ】
時間：1:55:34
心拍数：128、157MAX
距離：21.3km
速度：11.1km、64.7kmMAX
ケイデンス：55、136MAX
クラス別529位 923 山岸 35 男 東京都 1:55:34 総合 1433位
