ホノルルセンチュリーライド~三日目の前半~

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こんばんは。チャリを片手にELVを待つ決戦前の武者震いがする。

ELVが開くと二人組みのローディが乗っていた。”おはようございます!”とお互い挨拶し、すぐに出発

する。まだ暗いのでライトを点灯し最低限のマナーを行う。

歩いてる人、車を運転する人より、チャリンコの大群。。。カピオラニ公園に近づくに連れ集団が形成されていく。

丁度、カピオラニの前で片手で集団の様子をカメラに収めようとしたらジローラモみたいな外人が真横に

来て”オー、デローザ!オトコマエェ~~”と大声で叫ぶ。俺は恥ずかしくて笑うしかなかった。撮った

写真もピンボケじゃねぇか。すぐ左に曲がりいよいよスタート地点入り口へ。

スタート地点では記念写真をめぐるめく撮影している。自分のさっさと写真を撮り100マイルスタート地

点に並ぶ。意外に前の方に行けた。今年はおねぼうさんが多いみたいです。

自分の前の自転車は良く見るとリカンベント。すげー。腰痛にならないのか!?振動が背中にきそうだけ

ど。そして右前にはカップルが横から入ってくる。二人ともパリカーボン&ボーラウルトラチューブラ

ー。。。いいのかそれで!?この荒れた路面でチューブラーなのか?頭おかしんじゃねぇのか?つかパン

クオタクなのか?ドエムですか。。。男ですね。少し離れた前方には僕と同じアイドル&ゼロです。外人

です。このチョイスは世界共通らしいです。暇なので周りのチャリンコばっか見ております。

やぱTREK多いなぁ~。キャノンデールスペシャライズドも。驚くことにLOOKやTIME一台も見ねぇ。

そうこうしてる内にスポンサーのお偉いさん達のスピーチが始まる。当然、半分きいちゃいない。

少し雨が降ってくる。

そして地元の教師さんがアメリカ国歌斉唱を唄うとテンションが漸く上がってくる。

やっとスタートが切って落とされた。皆落ち着いてスタートして行く。自分も5分もしないうちにスター

トを切る。ちょいと様子を見るが明らかに全体のペースが遅い。抜きたくても集団なのでなかなか抜けな

い。マーカーコーンの外に出ないと抜けないので、ある程度空いてるところまで飛ばす。

やっと自分のペースで走れる。ダイアモンドヘッドの坂がアップになる。今日は風が強い。

ビューポイントは相変わらず景色が良くキレイだったがペースを乱したくないので進む。

下りに入るとヘルメットのゼッケンが飛んでってしまう。あーーーーオールスポーツのゼッケン検索が

出来なくなる~~。少しブルー。あーそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!気持ちを切り替えとりあえ

ず足を慣らす。住宅街を抜けて幹線道路に出る。エンジンも温まってきたので少しギアを上げる。

先週の乗鞍より心肺は問題ない。○田さんももてぎで頑張ってるので俺も本気モードである。

軽いギアでクルクル回す。ハワイカイ周辺も景色はキレイだ。外人の巨大組織(チーム)を抜いても抜い

ても同じチームジャージが現れる。倒しても倒しても蘇るゾンビ!!?

左に曲がると住宅街になり暫く直線で、右に曲がるとハートブレイクヒル

無理をせずギアを考えながらシッティングだけで切り抜ける。上りきるとサンディビーチまでの交差点ま

で下りだ。海岸沿いの通りに出て右に曲がると25マイル折り返し地点。人は少ない。飛ばしてきたから。

とりあえずトイレに行き、クッキーをもらいサンディビーチを写真に収める。よし行くか!と乗った時、

前輪パンクしとるやないけ!うわ、めんどくせー。どうしよと考えてると後ろ振り返るとメンテナンスブ

ースが15m後方にあるではないか。メカニックが外人のディレーラー調整をまさに終えようとしてい

る。ふと思ったがパンクぐらい自分でやれとか言われるかな?とか弱気になってしまった。

まぁパンクぐらい直せるが、一応聞いて見ると気持ちいい回答が”いいですよ!””ホイール外してくだ

さい”了解でっせ!ゼロを外し渡す。すると”すいません替えチューブだけください”もちろん渡す。

やっぱ速ぇー。人が頑張ってんのに写真採っちゃってマス。少し焦る俺をなだめてくれる”落ち着いてく

ださいね。”パンクしっかり直さないと、またすぐパンクになると精神持ってかれますから”了解ッス。

少し世間話をするメカニックが”100マイルですよね?帰りのハートブレイク少し応えますよ!”と自分

も昨年出たときに”帰りのハートブレイクきつかったです、後マカプーもきつい。”パンク修理も終えこ

れから修理一杯来ると思うので頑張ってください!100マイル頑張ってください!と健闘を称えサンディ

ビーチを後にする。少しスピードを上げる。筋肉ほぐしたかったのでただパンクは不測の事態だったが、

ブースの近くは救いだった。マカプーの坂上に着きあまりにもキレイだったので、チャリを降りて写真を

撮る。そしてすぐに下る。ここの下りは怖いすぐ横が塀?が低く落っこちそうだからだ。

でも景色は最高なので、気分が高揚してるのが分かる。ハワイ最高だ!!

ペダルも廻る。40マイル折り返し地点に着き、クッキーを食べるそしてストレッチを行いほぐす。

シールを貼ってくれる子が居ない。。まぁいいやと次へ進む。ジャングルーロードに出る。路面は一段と

悪い。上を見ると山が見えまた違った景色を味あわせてくれる。ジャングルロ-ドを抜けると住宅街が現

れ50マイル地点へ。ここでは水を補給する。クッキーも数枚頂きストレッチを簡単に済まし、先を急ぐ。

段々調子がよくなってくる。ペダルが廻る廻る。集団の後ろに付く。俺の後ろに付いてたお兄さんが俺を

抜きざま言い放った”ケイデンス高いですね!”サイコン見ると110.。。そう、ずっとカンチェラーラ

気分で走ってました。集中してそのまま走ります。色々な集団にの後ろに付きまくります。ただ二時間し

か寝れてないのに結構走れてるとうぬぼれまくってます。(俺を止めろぉー)ただ進むにつれて天候が悪

くなってきてます。160キロ単独の逃げはキツイ!昨年で思い知ったので学習機能が搭載されてます。

クロスバイクの女性が速い。この女性の集団の居つく。そうデスノートのデュークのように。別名金魚の

糞作戦。なかなかのペースで進む。その女性に白戸太朗さんが会話をしている。AVAツアーご一行さまで

しょう。75マイル折り返し地点に着き、ストレッチを行い、トイレにも行っておく。クッキーを貰いガッ

ツリ食っておく。すぐに出て100マイル折り返し地点を目指す。

親父、おばさん、若い女性の三人のチームに付く。結構速い。たまにちぎられそうになる。

ぴったり付くと目立つので少し距離を置いて走る。非常にいいペースだ。先頭の親父は、かなりのベテラ

ンなのだろう。知らず知らずに他の連中もこのチームの後ろに着いてくる。ハイエナめ!(俺もか)

右にすぐビーチで波が押し寄せている。ここも普段キレイなのだが、雨が降ったらしく海は汚い。

少し残念!少し足がヘタレてくる。我慢のペダリングだ。やっと100マイル折り返し地点に付く。

つづく