グランフォンドピナレロ2010(大会当日Part1)

さて、夜はお酒も入ってかグッスリ寝れた。

4時に起きて、カーテンの隙間からフラッシュみたいなのが。。。

もう大会のイベントやってるの?(よくライトを空中に照らすやつ)

窓に近づいて良く見ると。。。

『雷じゃねぇかよ。。。雲がどす黒い。。。雨は降ってないようだが。。。』

今○さんはまだ寝てる。。。

昨日洗った、ソックスとグローブが乾ききってないのでドライヤー攻撃。

少し乾いた。一応準備を始める。

顔洗って髭剃って、着替える。今○さんも起こす。

外を見ると大雨。。。これ中止じゃねぇか?

大会当日としては今までで一番すごい雨。来年を考えてしまう。

自分はとりあえず着替える。5時半集合で5時にレストランが開くので朝食へ。

時間がない。朝食食べたらすぐ出れるようにする。

レストランに行くと皆着替えていた。

鶴見辰吾さんもここで合流。レゴンジャージに身をまとっていた。

皆、不安そうだがとりあえず食っておく。

会場までに止むかもしれないから。

食べて、部屋に戻りレインブレーカーを着てロビーへ。

鶴見さんから空気入れをお借りしてやれることはやる。

昨年の出場してる宮○さんがルートを知ってるので先導してもらう。

雨は普通に降っており、雷はお祭り騒ぎ、枝や葉っぱが道路一面に落ちている。

風はかなり吹いたらしい。

会場に着くとかなりの自転車がお目見えです。

デローザも結構います。

コースに並びますが、アナウンスがあり『スタートが遅れるとの事』

雨宿り。
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寒いお。


再度、皆並び直してるので日本人の習性か後に続く。

ここで1時間以上待ちます。

ウィンドブレーカー着てない人もいる(大丈夫なのか?)

写真を撮ってもらう。
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ヨーロッパのプロ選手気分。


いいぞイタリア!寒いぞトレビソ!

やっとアナウンスがどうやら『グランフォンド悪天候で中止!、メディオのみ』とのこと。

ま、元々メディオなので問題なし!

それでも待たされる今度は『モンテッロの丘』がショートカットだそうだ。

その後、やっとスタート。

雨のパヴェは要注意。気を使って進もうとした瞬間に左から圧力が。。。

何だ何?!と思ってる間に右方向へ落車!

イタリア人の罵声が飛ぶ。

右ひざに激痛が走る。(後で映像編集するのでお待ちを)

ヤバイ、痛い。左の方向を見ると日本人二人倒れてる。

雪崩落車。巻き沿いだ。

とりあえず、邪魔にならないように左に寄ります。

隣に居た同じツアーの方が一緒に待ってくれてる。(申し訳ない)

かなり痛い。走れるか不安。

ピナレロジャパンの藤○さんも『どうしたんですか?』と近寄ってきてくれる。

『雪崩落車です、とりあえず乗ってみます!』と応えると『補給ポイントに救護係居るから』とのこと。

傷心のままゆっくりスタート。

狭い道を集団が進んで行く。怖い。

やっと広くなり、後ろからガンガン抜かれる。

30kmぐらいで回して様子を見る。

路面はかなりバンピー。

10km越えて問題なさそうなので速度上げて38km走行。。。

これが大失敗!

15km地点で左から自分を抜いてった外人が僕の体にタッチして『×××テレホン』と言った。

えー何?何か落とした?

ゆっくり右の路肩に自転車を停めた。

バックポケットには、レインブレーカー、携帯、カメラ、お金類の入ったビニール袋。

大丈夫じゃんと前を見たら、そこにあるべきGarminがない。

うそだろー!

反対車線に周り来た道をゆっくり見ながらGarminを探す。

イタリアに来てGarmin探すとは思ってなかった。

1km戻ったが見当たらず。

大会は、2時間遅れだが終了時刻は変わらない。

ここで復帰しないと完走が危うい。

ショックを引きずったまま右車線に戻る。

ヨロヨロの俺。

トレインも少なく、さすがに付いて行かないとマズイ。

とりあえず気持ちを切り替えないと再度落車の危険もある。

集中してそしてイタリアを楽しむことを考えた。

外人のグループに。
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ベタ付きです。


この頃には晴れ間も広がり、気持ち良く走れます。

しかし速度と距離が分からんのが不安だ。

外人に切れない様に付いて行きます。

右に曲がり山に入ります。

外人グループも3つに分かれます。

真中のグループ2人のビアンキ乗りに付きます。

自分はだいぶ前からトイレに行きたかったが我慢します。

3kmぐらいでしょうか山頂へ付き、ここで堂々ヨーロッパ風に用を足します。

なかなか止まりません。

そして下り。

右車線なので気を付けて下ります。

パリカーボンは安定してます。振動吸収もなかなか。

車が対抗できた。少し右にブレーキ掛けましたがリアが少し流れる。

タイヤが皮剥けてないので滑る。

また、ブレーキが右がリアになってるのでブレーキの比率感覚が狂う。

車とギリギリですれ違い、クランクション鳴らされます。(申し訳ない)

前の方に先ほど一緒に走ったビアンキが見えて付いて行くと第一チェックポイント。

ここでドリンクと補給を済ます。焼き菓子、バナナを出来るだけ食う。
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木○さん御夫婦と逢い、この辺から一緒に走らせてもらいます。



やぱサイコンないのは怖いね。

15分程休憩して進みます。

すぐに坂です。
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こんなかんじ。


綺麗な建物。
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いいな~。


上りきると下の方で、自転車のトレインが見えます。

見晴らしはいいよ。

下って暫くは平地です。車の通りもあります。

木○さんに牽いてもらいます。(気付かなかったのだが木○さんもサイコン付けてなかった)

自分が牽くとサイコンないので速度・ペースを乱してしまうので。(まぁ牽いてあげれば良かったと後

悔)ホント申し訳ない。

木○さんは僕と一緒で平地が嫌いです。至ってつまらないとのこと。

同じ部類のようです。

道の曲がり角には係員が交通整理と案内をしてくれて安心です。

上りに入り、古い建物が姿を現します。

田舎町を進みます。
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雰囲気があります。



アップダウンに奥様が悲鳴。

そのわりに基礎体力があるのか付いてきます。素晴らしい!

そして。
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第二チェックポイント。



何か閑散としています。

ここで同じツアーの女性に会います。

『外人さんと走ってきました』とのこと軽く会釈して旅立って行きました。

ゲータレード、焼き菓子とパニーニをしっかり食べます。

10分程して再出発です。
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たまには私もブログ登場させて。



良く見ると口の周り菓子の粉だらけだぞ!

つーことで、つづく!